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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

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ウソから出たマコト?

その後、元気か?
(コトリさんも元気か?)

先日、古新聞・古雑誌を整理していたら、
(多分、お前さんは手にしない類のオヤジ向けの雑誌に)
内科医(50代)の 呟きが載ってた。

『医療従事者に必要なのは、几帳面さとコミュニケーション能力』
『患者さんに好かれる 人あたりの柔らかい新人ナースがいたが、
 引き継ぎが上手く出来なかったり、優柔不断だったり、
 ちょと疲れてくると動作が鈍くなったりするので、
 洗髪後のドライヤーや、オムツ交換ばかりさせられるようになり、
 3年ももたずに辞めてしまった』

先週は、別の人からも医療従事者の話を聞いた。
M・Sさん(心の師みたいな存在)曰く、
『看護師さんからの相談が多い』
『なまじ食える資格があって、受け入れ先も多いから転職が多い』
『資格などなければ、かえって腹がすわるのだけど』

お前さんは、几帳面な性格だよね。それは問題ないだろう。
コミュニケーション能力は、…どうかな?

…もし私が、
…コミュニケーション能力の欠如したナースだったら?
…適性が不充分なのに、ナースになれた人間だとしたら?

…そして、ドライヤーとオムツ交換の担当になったら?
…ドライヤーとオムツ交換を、熱心にやるだろう。
…ほとんど介護のような仕事でも、需要がある以上は。
…プライドなど捨てて。

その場の秩序を整えること、
その空間の空気を和やかなものにすること、
それが大人の仕事(の基本)だと、私は思うから。

向いていない仕事でも、真剣に3年くらいやっていれば、
何か良いことがあるものです。

向いてない仕事に就く機会が多かった私だから、断言できるのよ。
たとえば、CALL CENTER
機械操作が、私は遅くて。
(キーボードが摩耗してて、何のキーか読めなかったりする場所でした)
(タッチタイピングが出来ない私など、お呼びじゃなかったのよね)

自分の中の怨念が、大津波くらい巨大になって、持て余してるころに就職。
せめて、無関係な他人を害することがないようにと、暴力性を自分に向けつつ、
人の倍速で人生双六を上がれれば良いと思ってた。
ボロ雑巾のような心境だった。

試用期間中に辞めることになるのかと、思ってた。
もう疲れきっていて、人の顔も判別困難になっていた。
(疲れた脳が、視覚情報をセーブしたがった)

人が多いのは良い(好奇心旺盛な自分には、苦ではなかった)が、
即スピードが要求される場所には 私は、適応できない自信があった。
(普通は「不安」と言うのだろうが、マイナスも確信すれば「力」になる)

その場所に、4年お世話になりました。
Sさんという方が(場違いな自分に呆然としながら、そこにいた私に)
『もう慣れた?』と、声をかけてくれた。
夜勤に変わったときも、
夜勤から昼の勤務に戻ったときも。
 
すごく有り難いことだった。
自分が見捨ててる私を、気遣ってくれる人がいたことは。

たくさんの人がいて、ほとんどの人が親切だった。
教えるのが上手い、ほめ上手な人もいた。
でも、器用な人の 広く浅い親切は、
貴重で有り難く、感謝はしたけれど、
その場だけのことで、私の心は震えたりしなかった。

 
Sさんは、毀誉褒貶のうち、誉と褒が目立たない方だったけど、
私のような、人生投げてる者のことも気遣って、
固く閉じた心にも 響く声をかけられる…
高いコミュニケーション能力を持っておられたと思う。

あの場に4年も私が居られたということは、
Sさんの他にも、私を気遣ってくれてた人がいたのかもしれない。
いつでも交換可能な『歯車としてのパートタイマー』じゃなく、
人間として見てくれてた人は、他にもいた?(汗)

でも、
絶妙のタイミングで、折々に声をかけてくれたのはSさんだけ。

…そういえば、Sさんの悪口を言う人の隣の席になったとき、
…悪口を聞きたくない私は(話を遮りたくて)唐突に、
「Sさん好き」と宣言したことがあった。

Sさんには感謝していたけれど、好きだった訳じゃない。
つまり、口から出まかせ(ほとんど嘘)だった。
でも、宣言すると 面白いことが起きる。

その後(1年以上 経過したのちに)、
優秀な社員と言われる人(奇しくも、Sさんの悪口を言ってた人)のミスを
(何故 彼のミスと分かるか? インターネットに履歴が残るから)私が発見し、
時間帯責任者だったSさんに相談せねば、進めない事態に遭遇した。
Sさんは 少しも騒がず、淡々と問題を解決してくれた。

その時に、私はSさんを好きになった気がする。
そして、カッコイイSさんの姿を見せてくれた、
(きっかけをくれた)優秀社員に感謝した。
 
皆に信頼され、出来る人と言われてた優秀社員は、確かに ご立派だったと思う。
間違えられやすい私(滑舌に難があった)の名前も、正確に聞き取ってくれた。
(聴覚も優秀だったのでしょう)
でも、人の悪口を言うことで、Sさんの引き立て役になった。
(私の心の中だけの話ですが)

コミュニケーション能力、私はまだまだ。
でも、未熟ってことは、伸びしろがあるのかも しれないってことよね。
君はどう?
 
 
 
 
 



 

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パルメット文様の白い鉢

中近東文化センターは、我が心の故郷だった。
昔、アラブの諺に励まされて、サバイバルゲームを生き延びた私だから。

「幸運な男をナイルに放り込め、そいつは魚をくわえて上がってくる」

辛いことがあっても、涼しい顔で魚をくわえて陸へ這い上がってくる…
そんな自分を想像すれば可笑しくなって、深刻な気分は消し飛んだ。


自分には、郷里らしいものがなかった。
心の鎧を外して帰れるところがなかった。
親きょうだいに会うのは、仕事より疲れることだった。

そんな私を 天は哀れと思ったのか?
ハムラビ法典の書かれた石柱や、パルメット模様の器、
トキの剥製や、青いカバ(鳥や草の模様つき)を 見られる施設に招き、
人が 何かを 大切にして、手をかけてきたことの証や、
人の 理想(志)の 尊さを 示してくれた。

さらに、
理由も分からず、惹かれてしまうものが
この世には あることを、私に教えた。

何故かは知らぬが、好きでたまらないもの。私の場合それは、
ちょっと大きめの 茶碗みたいな形の パルメット模様の 白い鉢

いつ見ても 良い。
(でも 写真(絵葉書)では、その素敵さが よく分からない)
(平たく見えてしまうから だろーか?)


ハムラビ法典の神髄は、復讐じゃない。
弱者救済(福祉)を こころざしていたことが凄い。
謙虚でなければ、権威者の資格は無いと、古代の王は考えていた。


「三笠宮様 オリエントに想う」て ゆー CD、
ミュージアムショップに 置いてあればいいのにな……
平成16年に、
この 宮様のインタビューを ラジオで聞いて、私は 感動したもの。 
 
 
 
 
 
 
 

特製弁当

保険代理人の研修生だった頃、売り上げを競うことが日常だった。
ある時、1位の賞品が「アイドル社員の手作り豪華弁当」に決まった。
1ヵ月後、並み居る若手(男子)を差し置いて、私がそれを戴いた。

賞品が「それ」だと知った瞬間に、スイッチが入ったらしい。
「見てみたい、そして 食べたい」
「皆には悪いけど、私が戴きます」

うれしかった。
「人に御飯を作ってもらう」 だけでも、うれしいのに、
本当に豪華で(何種類もの料理が 詰められていて)ビックリした。
とても美味しかった。

ちょっと 切なかったのは、
「白砂糖、精白米、ミネラルゼロの塩化ナトリウム、化学調味料は NG」
「自分で絞め殺せない動物を使うのは、禁忌」
「電子レンジ、圧力鍋は、使わない」
などと、いろいろ考えることが多くて、頭や手が追いつかない自分には、
こう云うもの(お弁当)は、作れそうにないと思ったから。

家の中のことを、ちゃんと出来る人になりたくて、
家政科や料理などを学んだのに、…
あまり身につかなかった気がする。
 
保険代理人の前は、八百屋で働いていた。
それは、料理の素材を扱う仕事だったから、楽しかった。
(保険業界に入ったのは、実家の顧客を守るという目的のため)
(親がやっていなければ、金融・保険業界に迷い込んだりしていない)

八百屋時代に、マクロビオティック料理を習いに行き、
先生の助手になり、…やっと人生が楽しくなりかけた(?)ところで、
研修所 送りとなった。(笑)

でも、今 思うと、向いてない業界に行ったのも 悪くなかった。
みんなのアイドルの お手製弁当を戴けたし。
3年目に出会った上司が 素晴らしい人で、心の傷を1つ解消できた。

以前の私は、歌が上手い男が、大の苦手だった。
(よく私を殴ったり、怒鳴っていた父が、のど自慢だったので)
(怒鳴りまくった後で、酔っ払って、1人だけ上機嫌で、歌ったりしてたから)

それまでは、
男であれば、音痴な人にしか 好意が持てなかった。
でも、苦労人の上司が、
「歌が上手い男の中にも、良い人がいる」 ことを、私に教えてくれた。
 
 
 
 
 
 
 
 

For Your Love?

海外から、メールや、電話や、chocolate を 送ってくれる人がいる。
エンターテインメントとしての占いをマスコミに提供する人
明るく、素直で、親切な人と思ったので、おつきあいしてきたけど。
もう…限界かも。

『おごってもらって、悪く言いたくはないけど、
 あの先生、店員さんとか 目下の人に優しくないから、心配』
『あなただけだと思う、あの先生を助けられるのは』

15年くらい前に、共通の知人から そんな手紙をもらった。
(冗談じゃない)と、私は思った。

バブル期に 学生生活を謳歌した お嬢様。
都内の占い館で人気があった人だが、占いを 統計学と思ってる?
型に嵌りたくない私とは、相容れない。

(観相師や 誕生日による占い師に、的外れな事を 言われ続け、私は呆れてた)
(私が昔、直観による占いを始めたのは、時間泥棒から自分を守る為だった)
(たいして親しくもない人(多数)に 電話で何時間も話されて、辟易してた) 

  
昔のマンガ、「笑う大天使」の舞台になった お嬢様学校は、……
【少女たちが、良妻賢母となる教育を受けるために 集っていた】
【見苦しい俗世間から遠ざかり】
【社会の不正・不合理なんかも直視せず】
【大天使様の白き翼のもとに……】

まさに そう云う空間で、人格形成されたらしい人。
ちょっと 憧れではあった。

(アンデルセン童話の マッチ売りの少女の方が、私よりは ましだ)
(凶暴じゃないし、汚れていないから)
なーんて思ってた私とは、住んでる世界が違い過ぎたけど、

自分と かけ離れているものを、どれだけ愛せるか?
そーゆー ゲームかもしれない(人生って)。
…などと思って(学びと思って)受け入れてきた。

相手が外国の人と結婚し、海外に移住したときには、
肩の荷が下りた気がして、ホッとした。


時間泥棒から身を守りたくて、カードの使い手になったはずの私は いまだに、
アッパークラスの(飛行機では ファーストクラスにしか乗らないと云う)
(私には 到底 信じられない、誕生日や血液型占いを信じる)先生の
一方的な(感謝や返礼を、当然の如く期待・要求してくる)贈り物や、
批判や愚痴が、延々と続くメールや電話を受けて、うんざりしている。

「貴女は、私の地雷を踏みました」
「貴女の このような振る舞いによって、私は傷つきました」
「悪気はないかもしれないが、このような言葉を言われると、私は傷つきます」

正直に、彼女に伝えようと思う。
電子メールではなく、手紙(エアメール)に 書こうと。

言葉で言っても(書いても)、理解されないかもしれないが、
黙っていては、彼女の勘違いが ひどくなるだけのような気がする。
(一方的な 独善に基づく 贈り物を、私は もう、受け取りたくない)

けど、ペンが進まない。
(可愛いと思えなくなっている相手に、手紙を書く気力が湧かない。眠い)
(私が優柔不断だったから、相手が調子に乗ったのだろうか?)


『バレンタインに chocolate を 送りました』 との 連絡があった。
気が重い。

chocolate など、送ってくださらなくていいです。…
先日の夜中に ラジオから流れてきた、
柳ジョージさんの歌「For Your Love」 こそ、私には ありがたい贈り物だった。
(最近の NHK の 深夜には、私の耳が 受け付けられない音も ある中で)





この冬に

師走に 新芽を伸ばした ケヤキは、
元旦も 元気だった。
冬には眠るはずの、落葉樹なのに。

   
 
その「頑張り」に、刺激されたのか?
その元気が  伝染したのか?
呼ばれて 起きたのか?
12月の 中旬に、
もう1本 ケヤキ(ズタズタになっていた切株)が 芽吹いた。 
  
 

この木は、コンクリートの狭間に生えていて、
掘り出す(鉢に移植する)ことは、できなかった。 

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秋に転職したらしい 妹から、
1月に、SOSの メールが来た。

『あなたはいつも落ち着いていますよね』
『私は何故か焦ってばかり』
『落ち着いてきちんとした仕事がしたいのに、出来ません』
『どうしたら良いのでしょうか』

先月の私は、
治療(代替医療)の 瞑眩(メンゲン)反応が ひどくて、
まともな返信が 出来なかった。

同業(医療従事者)の 先輩である 母には、
『もう辞めたい』 とまで、彼女は言っていたと云う。

母に言わせれば、
『新しい現場で、即、完璧な仕事をしようとすることが、無茶』 とのこと。


旧暦の大晦日に、やっと返信した。
(eメール と、郵便で)

…心の中では、私も けっこう焦ってます。だからこそ、
…リスク マネージメントについて 学んだり、労災防止を 心がけてはいる。

…仕事は、計画 → 行動 → 確認 → 改善 の 繰り返し。
…重大な 労働災害(1件)の 前には、
…300件 の ヒヤリ・ハットな事象 + 29件 の 軽い事故が、見過ごされてる
…と言われてる。(ハインリッヒの法則)
 
…看護師さんは、患者さんの 回復を援護するために 存在する。
…病院の看護師さん 全員が、師長レベルだったら、
…患者さんの 回復意欲を 最大限に引き出せますか?
…そんなこと、あり得ない。

…新人時代は、
…恥とミスを 引き受ければ、ヒヤリ・ハットについて 学び放題。
…3年続ければ、少しは 余裕が出てくるはずです。
 
とか、なんとか。