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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

返信するには、遅い時刻にて

ホマレ様

深夜(2017年2月10日 午後10時過ぎ…)だけど、
メールに返信したい気分なので、此処に書くことにします。
(推敲できたら、陽が出ている刻に送信したく候)

メール、ありがとうございました。
あなたの 細やかな気遣いは、
氷の世界に訪れた、可憐な生き物のように感じられ、
温かくうれしい。

と、同時に、
違いを痛感した自分も いました。
(異文化交流みたい? だと)

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洋服についての助言、ありがとうございます。

毎月のように、蔵書を古書店に売っている、そういう生活が続いており、
気がつけば、
残っている本の大半は、殆ど売り物にならない 日焼けした本というありさま。

服も、そのままで売れそうなもの(良品)は、既に使用済み。
(または、自治体のリサイクルに出してきた)

自分は、洋服に対して(綿や麻、絹で出来ている物は、特に)
かなり強い思い入れ(愛着?)があるため、
 
売りに出して、もし買い叩かれでもしたら、
怒りや悲しみで、心が砕けそうです。(そこが病気…のような気もする)
だから、リサイクルショップに売る選択は、できません。(今のところ)

やっと(自分で選んだのじゃない)古着の山を減らしたところに、
新たなルートから、沢山送られてきて(師走~年明け)閉口したのです。

送り主は、身寄りがなく 障碍者手帳を持ちながら 孤立しがちな方。
「あなたなら生かしてくれるのじゃないか」という、
祈りが込められているので、断わりきれませんでした。

心身(脳)ともに、頑健であれば、
仕分けたり、整え直して、
人に分けたり、形を変えて 使うことも、
楽しかろうと、
そのように思っていることが、
自分の傷口を拡げているような 気も します。

服だけじゃないのです、場所塞ぎの中古品は。
使わない古炬燵、使わない古オーブン、古サイドボード…
誰かの リサイクル料金を節約するための、最終処分場なのか?
此処は。

「まだ使えるのに、飽きられ、捨てられかけたもの」たちが、
「役立たずの子」として、殺される運命にあった自分と、
  ダブるのです。

だから、
『捨てようと思ってるのだけど、いらない?』と聞かれたら、
「見てみたい」と答えてしまい、古物が集合してしまったのです。
最近は懲りて、そんなことは止めましたが。

夫に支配され(共依存と思われる)精神のバランス崩したらしい方から、
私にとっては、有り難迷惑な品々が、ときおり届きます。

その方も、孤立しがちな方で、
寂しさが高じて、精神的に不安定になっていることは事実で、
やんわりと断わっているにもかかわらず、なかなか ご理解いただけない。
 
アドラー心理学を、
『人間関係の裁ちバサミ』のように 利用する人たちが、 私を見たら、
きっと笑うでしょうね。
 
そういう人なら、
相手を自殺に追い込むことになろうと意に介さず、
(かつて私に、言葉の刃を突き立てた 臨床心理士たちのように)
相手の心情や、その置かれた場所の脆さ、寄る辺なさ等は、思い遣らず、

要らないとか、迷惑とか、…
斬って捨てて、得意顔をするかもしれない。
 
だけど、私は「人を勇気づける」アドラー心理学に惹かれましたが、
『トラウマなど存在しない』という アドラー派の専門家を頼って、
救われなかったのみならず、闇を深めてしまった者ですから、
(金返せ! と、思う気持ちが、いまだに収まらない。…ああ情けない!)
アドラーを信奉する人に嘲笑されても、一向に構いません。


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ご自分の経験を、
(それが どんなに
辛く苦しいものであっても)
意義あるものとして受け入れられる方は、
本当の(精神が成熟した)大人か、そういう才能の持ち主なのでは?
…などと、私は思う。
ご立派であらせられる、と。

私は、嫌な出来事からは、
「教訓」だけを頂戴して、それ以外は 綺麗サッパリ忘れたいです。
 
それは 私が、
ロールモデルとなる人物が、身近にいないまま 育ち上ったことや、
帰る場所(ホッとできる実家や 故郷に相当するもの)を持ってないことに加え、
日本を平和な国と思っていない(サバイバル・モードの)精神状態が長いこと、
とも、無関係ではない気がします。

こーゆー人間(機能不全の家で、救いがないまま育つ)が、もう出ないことを
私は願って止まないのです。なのに、
減る(出ない)どころか、増えてる気がして、かなしくて堪らない。

だから、
弱った者の心情や 暗い事件のことなど、
…考えたくない人の気持ち、分からなくもない。
私のような人間から目を背け、思考停止する人(妹たち)の気持ちも。

 

そんな 私の1番の願いは、兎にも角にも「休むこと」
サバイバル・モード(戒厳令下か、戦時下のような緊張感)からの解放デス。

それが許されない現実に、呆れてます。
こんな人間を食い物にする輩もいて、
そんな方々が偉そうにしている国って、…本当に平和国家?

行き場のない私の積年の鬱憤が、天変地異を招かないように、
デトックスを趣味にしてきたのです。…

休むことが許されたら、
川底に沈んだ子ども(自分の半身?)を、救出し? 統合? した後、
夢に向かうことにしましょう。

私の夢は、生け贄(犠牲者)や 奴隷を 必要としない社会デス。
自然の世界を 道具のように扱ったり、無惨に破壊することのない(!)社会、
偏った眼で 生き物を見ない、毒物を乱用しない、
排除の理論や 弱肉強食が、恥とされる社会 
海神別荘(by 泉鏡花)のように、惚れ惚れするような人が舵取りをする社会

 

ですから私は、
羊(義の字の上半分)の身を、ギザギザの刃物(義の字の下半分)で断ち、
その生命が 悲しんだり苦悶する氣を、珍味として欲するが如き、
嗜虐者を崇拝するような、奴隷の文化から脱却したい。
ヒトバシラや、イケニエを必要としない国に、暮らしたいと願っています。


良いと思うこと=義
と、ザックリ考える人が、多数派かな?
…そんな気がする。

そうじゃない(その字を旗印に 殺傷が行われたことを連想し、震える)自分を
(鬱陶しい)と、
(出来ることなら 引き籠っていたい)と 思ってしまう。


エールを送ってくれようって人に、
「とにかく眠い、休みたい」なんて、言える?
言いにくい…

言っても伝わらないような気がする。
ホマレさんとは、
何度か会話し、メールの交換もしてきた。
なのに、伝わっていないので、
改めて聞かれたのでしょうから。

言っても 分からないなら、
言わなきゃ もっと 分からない。…
懲りない私は そう思う。
でも 疲れてヨレヨレだから、
一歩ずつ…

ホマレさん、
ご自分が 大きなライフベントを抱えてて忙しいのに、
ややこしい私のメールを解読して、返事をくれた。
奇特な人だ。
有り難いです。

ホマレさんが 功成り 名遂げて、
親衛隊(弟子?)が、和やかに集い 彼女を慕い 支えている、
そんな未来が訪れたとき、
自分には、
自由に旅する身軽さが備わっていれば うれしいかな。





 

 

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