発芽して 1ヵ月 の リンゴ。
日陰(私が管理・観察しやすい北窓の外)という 厳しい環境にも かかわらず、
すくすく(?)育っている。
この林檎の種子は、
(ポストに投函されていた アンケートに答えた縁で)
この春に出会った人がくれた2個の林檎の中にあった。
(根を出していなければ、植えてみよう…とは 思わなかったのだが)
防虫のために、状差し(網製)に ファスナーを付けた カゴに入れてある。
網戸越しの、籠入り林檎。
片方の奴は、
殻(葉っぱに比べると、非常に堅い)が なかなか外れず、
長いこと 音符(オタマジャクシ)みたいな姿だった。
半月前に 私が殻を取った。
なにゆえ、こんなところで芽吹くのですか?
…まったく分からん。
でも、目覚めたのが(生きてるのが)うれしそうだ。
夏至を過ぎた。
梅雨なのに雨が少ない。
ウグイスが、よく鳴いている。
「ホ~ホケ・キヨ」
「ホケキョ・ケキョ」
草の繁みに、雀が降り立つのを見た。
緑の中に、茶色の 小さな、丸い頭と肩(?)
何故か、むしょうに可笑しい。
あの雀には 憂いが無いからだろうか?
無邪気さが あふれていたから?