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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

イタズラ二 傷ツカヌコトヲ 祈ッテル

動機は好意だった(手紙を書こうとしただけの)気がする。
今年の2月に起きたことが、
3年前に起こったことに 似ている と 感じたので、
3年前に遡って、メールの返事を 書き直そうとしただけ だった。

友を傷つけることに なりかねない。
思ったことを伝えたいだけなのだが、既に自分が負傷。(比喩デス)
 
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この春、林檎の種子が芽吹いた中に、
不運にも、
脱皮に失敗したものが、幾つかあった。

根を出した後の、タネの皮は、
乾燥していて、硬い 繊維質の塊。

本葉が伸びてきているのに、タガ(外皮)が外れず、
オタマジャクシか 音符のような恰好でいたのを、
人(私)の手を使って 脱皮した個体は、
元気ではあるが、本葉2枚が変形している。※
 
8割方 脱皮に成功しながら、外皮の 繊維質が裂けて、
その一部が ベルト状に 双葉の上に残り、
結束された双葉が、瓢箪のように クビレてしまった個体は、
人の手を使って 脱皮した後は、
何事も なかった かのように、元気に育っている。

根の先を 切断されるという アクシデントに遭い、ハンディを負い、
1番 成長の遅い個体は、
(脱皮が遅いのも 仕方がない)と、人が、手を出すのを 控えていたら、
半分 脱げた外皮に 潰されて、双葉が傷ついてしまった。
人の手を使って 脱皮した今は、本葉が育ちつつある。

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悩みを解くのを サポートする仕事は、
林檎の脱皮を手伝うことに、似ているような気がした。

昔『あの フォーチュン・テラー(占い師)を、助けてほしい』と、
言われたことがある自分は、カウンセリングとは何なのか、ずっと考えてた。

悩みも、解決も、当人が主体で、
それをサポートできるのは、当事者の力を 信じて疑わない人だけ。
それ以上のことは、想像でしかないが。
 
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林檎の生命力を信じている、
でも、もしかしたら、致命傷を負わせてしまうかも…
息を詰めて、タイミングをはかっての真剣勝負。
(人間(私)の 爪くらいの 硬度をもつ、クリップと化した【殻】を外す瞬間)
 
※ この春、オタマジャクシ みたいだった 林檎の芽
双葉の片側が、殻の中から出せず、半分 千切れてしまった。
私の失態だ。(2枚の双葉が、1.5枚になってしまった)
幸い 本葉が育っていたので、致命傷には ならなかったが。

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あなたの命が そこに あるだけで、
誰かを 勇気づけているかもしれない。
 
わずか 直径3ミリの花(ハナイバナ)が、散り際に発した
笑いのような空気で、人(私)は 元気づけられたことがある。

「あなたが存在していることこそが、貴重なのです」と、
実感していない人(カウンセラー先生)の 発する言葉は、
対人支援の現場において、説得力を持たないような気がする。

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業界が認める資格がないと、就職先がない と思い込ませ、
本来の第1目的(具体的に 助けたい人がいたはず)と、職業キャリアの設計を、
ゴッチャ混ぜにさせたのは、誰なのか?

友よ、私の目には、あなたが被害者に見えるけど、
3年前より、あなたの しなやかさやが増していて、
傷つかないで良いことに、あなたが もう傷つかなくなっていて、
何も持たなくても 人は尊いと、あなたが確信しているなら、
私の目が 曇っているだけ でしょうから、笑って許されたし。
 
 
ゼロからイチを生みだす:植松努さんの お話
 





 
 
 
 
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