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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

帰化植物の記憶

Yoo 様

さっき、こんなメッセージに出会いました。

自然が大好きで自然に愛されているyooさんへ

『美しいものを美しいと感じるあなたの心が美しい!』

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(返信)

メッセージありがとうございます。

私は、六方拝の動画(信二さんが配信している)に出てくる
先生のキュートな(欠伸)姿に救われています。

自分を蝕んできたものの1つが『うそ感謝』だと、私は感じています。
ですから、感謝を強要されると、激しい怒りを覚えます。

(けんか売ってるの?)
(死にたいの?)
(今、私に殺されなかったことに、感謝するがいい!)てな具合。

信二さんが発信した、新しい試み(7日で人生を変えるメールマガジン)は、
志が高く、動機は純粋かもしれませんが、弱者に対する配慮を著しく欠いている。
安倍晋三さん(現時点で 日本の 内閣総理大臣)を 彷彿とさせるものがある。

でも、悩み多き人たちに、そのメールマガジンを薦めた自分。
利用させてもらった手前、信二さんには、
「アベさんに似ておいででは?」なんて、言えない私。

そんな中、先生が自然体で登場なさってる。
毒気を抜かれる気がする。

お礼に(?)私が惹かれた草の話をしたく思います。

わさびの花に感動し、
「白い4弁の 可憐な花が また見たい」と思っていたら、
軒下に出現したのが、小さな蝶のような
Wild spider flower( Cleome gynandra )でした。   
大切な 潜在自然植生(土地本来の自然)に、そぐわない 帰化植物だったけど、…
(日本の植物図鑑には、十中八九 掲載されていません) 

園芸種では、似た花(西洋風蝶草:酔蝶花)があります。
それは、大きく華やかで、フラダンサーの冠 みたいな趣。
構造は似ているけど、軒下のは、小さくて地味。
 
さや(インゲンに似てる)が伸び出す頃に、幹に鱗状の葉が生えてくるのですが、
園芸種の鱗はハート型で、先が尖ってる。
軒下の奴の鱗は、丸みを帯びた三ッ葉。

群生していると よく分かるのですが、葉が方向転換します。
お天道さまを 追いかけて(?) 朝から晩まで。…

葉の表が、朝方は東に向いています。夕方は西に向いています。
小さな葉が3〜5枚 集まった、てのひらのような複葉の中心が、
関節みたいになっていて、動くのです。

新芽や若葉や蕾が、光に向かっていくのは、知ってたけど、
既に成長した深緑色の葉っぱが、運動するとは。びっくり!

でも、この花で1番びっくりしたのは、蜜。

開花する前から(蕾の状態で)、結実している(さやが膨らんでる)ものがある。
もう実がなっているなら、(受粉の為に)虫を呼ぶ必要などないだろうに、
小さな花びらの根元に、水玉のような蜜を出すのです。

行儀よく、花の根元に、露が4つ 付く。
(水玉みたいで 不思議だな)と、最初は思った。

(夜露や、朝露が、そんなふうに並んでつくはずがない?)
舐めたら、甘かった。

花びらの根元は とても細く、隙間が空いていて、虫が 蜜を吸いやすい。
(何て親切で、愛にあふれた 生き物なのか)と。

ここ数年、軒下は ドクダミ(この花も、4弁の白で小さい)に占拠されていて、
gynandra とは、ご無沙汰しています。
独特の匂いがあったはずだけど、忘れてしまいました。

 
( Dokmai Dogma と云うサイトから、写真を拝借しました )

   
 
 

 
 
 

 

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