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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

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傾聴も 時による

今月 上旬
「頼みたいことがあるので連絡を取りたい」
という伝言があった。

 恐る恐る使っている
 携帯電話(DIGNO3)に。

(ギリギリまで使っていたPHSに比べて、確実に音質が低下した)
(スマートフォン・ユーザーに移行 させたい、のだろう)
 
折り返し電話すると、
「実家の電話料金が心配なので、ある機器を設置して欲しい」
「妹に先に頼んでみたが、泣いて電話を切られた」
「妹の事も心配だ」という。

話を聞いていると、
「自分は今、久里浜で入院中」だという。
5度目の・・・

アルコール依存症

治療の過程で 再飲酒(スリップ)は、珍しくない。
だから私は、淡々と受け流した。

「退院後に国家試験を受ける。既に半分はクリアしている」
と言われた件については、否定も応援も しなかった。

・・・つもりだが、
「目標があるのはいいね」等と、適当に言ったような気もする。

結局、
コロナで外出自粛を要請されている時なので、
リクエストには応えられない、と伝えて
話を終えたのだが、

「妹の様子が心配だ」
と、重ねて言う。

私は ちょうど、彼女に手紙を書こうとしていたので、
「考慮する」と 答えた。

手紙は、
明るい文面で 簡潔にしたかったのだが、

「心配」を「信頼」に
強引に すり替えようとしたせいか、

周波数 741 ヘルツが 場を清める話とか、
龍神信仰のリスクとか、
龍文字の光と影・・・などという(摩訶不思議な)事まで書いてしまった。
(閑散とした郵便局本局のテーブルを借りて、時間に追われながら)
(最近、睡眠が不足しており、判断力の低下がおびただしい)
 
当然のことながら、
「難解」という リアクションが、彼女から来てしまった。

こちらには・・・余裕がない。
「宇宙に愛されていることさえ 自覚していれば、
私の文章など読まずとも結構です」と言って 逃げようとしたら、

・・・泥沼にはまった。

「心配だ」と 言ってた入院患者に、
「安心しろ」と 言って遣りたかったが、
今の自分には、無理だった。

そんな、
己の無力を噛みしめていた私に、
メールが来るようになった。

【酒害について、とことん学び】
【生活習慣を改善し、断酒を続ける基盤を作る】為に
入院加療中の男(血縁者)から。

「親が心配」
「妹が心配」と言いながら、

国家試験に パスしたら、
「お酒」について語るブログを作りたいとか、
断酒する気はないと(節酒で大丈夫みたいな舐めた事を) 話していた。

私が「否定」もせず「説教」もせず、
尋ねられていない事については「助言」もしない のを良いことに、

【自分と向き合うべく、精神科の病棟に入院中の患者】が
 
この私を、
夜の蝶々(スナック の ホステス)さんの 代用品として、
(メンタル面に限定して)利用した?

危うく私は、
イネーブラーに なりかけていたのかもしれない。

「入院中は内省せよ、私も自分に向き合う」
「メンタルヘルス・マネージャーとして、入院患者と文通は出来ぬ」
と書き、送信したのが 昨日。


ものの見事に巻き込まれていた。
引きずり込まれていた、
依存症者の狂気の世界に・・・

中毒者(依存し、酔い痴れ、溺れている人)は、
巧みに人を欺き 利用する、

何故なら、
 
樹海の中で
グルグル回ってしまう 方位磁石のように、

アルコール依存症の人の頭の中では、
人生の優先順位が おかしな事になっている上に、

幻覚や妄想が混入した頭で、
自分を守ろうとしており、

変化を嫌い、
必死で『飲酒し続ける為』の
『言い訳』と『味方』を探しているものだから!

ということを、
改めて思い知らされた。

  
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5・4・3・2・1・0(小椋佳さん)
https://youtu.be/IYaElgYMI5w?t=2482
 
 
 
 



 

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