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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

ホマレさんへ (平成31年4月23日、夜の底より)

あなたが もし 困難な状況にあったとしても、
今の自分には、体力的にも 知的にも 経済的にも 余力がない。

力になれない以上、(今の)私ができる(あなたに対して)最良のことは、
メールや電話を遠慮して、距離を置いたまま 幸運と健康を祈ること。
そう思っていたのに、何故
3月にメールしたのか?
 
…「何処に行きたい?」と 菊に尋ねたら、
…「ホマレさんの家」と 言われたから。

(脳内で「植物と話した妄想」に過ぎませんが)
 
予想だにしない答えでしたが、
迷いながらも、まず近況を尋ねるメールを あなたに送りました。
 
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昨年の秋から 春分の頃までは、
仏壇用に買ってきた 切り花の菊が 次から次に 根を出したので、
この冬は里親探しに奔走した。

その後 約1ヵ月程は、
新たな 切り花(の 茎)からの 発根は 無かったので、
ようやく落ち着いた と思っていたら、
3月にまた 花の終わった菊の茎から、威勢のいい根が生えてきた。

切り花の命は 通常であれば、数日~数週間だと思う。
でも、そこに 根が(うじゃうじゃと)生えてきたら それはもう、
直に枯れる 飾り物 ではなく、
「生まれたことを よろこんでいる ピチピチした生命体」
健気で可愛い。
(邪険に出来ない)

それに いざという時には、菊の花は 食べられる
出来れば 土の上で のびのびさせてやりたいが、今の私には難しい。
だから、園芸の出来る人に託したい。

現状は 見栄えが良いとは言えないし、扱い易いものでもない。
お洒落な ホマレさんの 居住空間には、馴染まないと思う。
だから、とても奇妙な話なのだけど(自問自答の答えが)
この菊は、ホマレさんに会いたかったのだと思う。


私の想像力では、ここまでが限界。
すなわち、  

昔、ペンペン草の美しいロゼット(皿状に地面に生えた葉)が、
私を 呼び止めて(氣のせいかもしれない…妄想だけど)励まし、
和ませてくれたときと同じような意図(愛?)が、
多分、この菊にはあった。
 


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