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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

ネガティブな反応は、攻撃とは限らない

あなたの肩を バーンと叩いて、笑って言えれば良かった。
「面白い事を言ってくれるね」
「ちょっと考えて下さいよ」

「1年以上も、この私のメールに 返信をよこさなかった……」
「こちらから連絡しなければ、いまだに音信不通だったかもしれない」

「そんな貴方の、直ぐに返事ができない状況を……」
「私が 理解していないはず 無いでしょ!」

「枕ことばのように『返信遅れて御免なさい』と、貴方に言われたくない」
「過剰な言葉(要らぬ謝罪など)は、相手を腐らせることがあるのです」

「他の人に対しては、貴方の遣り方を 押し通しても構わない」
「だけど、私に対しては……」
「2度と『返信遅くなって済みません』などと、言ってくれるな」

「返信を待ったけど、待ちきれず 私の方から連絡した」
「そんな 貴方と 私の 間で……」
「今更『人間関係を円滑にするための 礼儀としての謝罪』が 何になる?」

「親しき仲にも礼儀あり、それは私も否定しない」
「貴方の在り方を、私は好ましく思う」

「だけど、礼儀より 大切なこと あるでしょう?」
「礼儀にこだわって、相手の心を腐らせて どうするの?」

「私より上級の 心理分野の学びと資格を 得たはずの貴方が……」
「3年前より 傷つきやすくなっている気がして、自分は面食らってる」

「直接、核心に触れたら、九分九厘 曲解される気がして……」
「誤解されないように、誤解されないように、と 気遣っているうちに」
「50枚の返信ノートが、冗長な 前書きだけで 終わる 可能性が出てきた」
「気遣いの人である貴方に、心の腐った私が 向き合ったらそうなった」

「貴方が 私を腐らせた訳では、決してない」
「もともと、悪玉菌が のさばっている 健康・優良では ない 心があった」
「そこに、日和見菌(優位な菌の 餌になる気遣い)が 投下されれば……」
「心の病は、勢いを増してしまうことがある」


気遣いが裏目に出るかもしれないことは、心の基礎知識 では なかろうか?
(依存症者が身近にいて、その 精神の病について 学ぶと、思い知らされる)

その基礎知識があれば、
相手からの ネガティブな反応は、病の発作のようなもの(相手の問題)で、
自分への攻撃(性格や人格や、生き方を批判しての行為)とは 違うと分かる。












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