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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

天啓はわれを忘れた器に降るか?

コールセンターに 雇われていたとき( お世話になって 2年目の夏だったか? )
●沢さんが ぼやいたのを耳にして、お節介にも 私は 声をかけた。
 
「身体だけは、大切にしてください」 心底 願って 言ったのだけど、 
『この会社にいる限り、それは無理』 と、●沢さんは 呟いた。

それを受けて、
「自分の健康も 守れずに、どうして 奥さんや子どもを 守れますか?」
そう言ったのは 私の口だけど、それは、私の脳が 作り出した 理屈とも 思えない。
●沢さんを ずっと見守ってる 誰かが、私を通して 語ったのかもしれない。
  
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その職場で 私は、まわりを 見る余裕が なかった。
数十人が 在籍してた 筈だけど、私は、
電話と コンピュータ端末(画面)と 伝票を追うだけで、精一杯だった。
 
●沢さんは 男子の格好してたけど、内面も 男なの?
L・G・B・T かも しれないよね? 
そんな 配慮も、注意も、ましてや 観察など、できなかった。
(元気な彼に もう1度 会いたくて、私の 生活習慣は 変わった。重要人物だったのに)

もし 彼が、L・G・B・T や、IS(半陰陽)の 人だったら、
私の言葉(未来の 妻子を守る、云々)は 、ほとんど『セクハラ』 だね。

後日、L・G・B・T の 知人に 聞いたら、
『彼が 単純な男子じゃなくても、真意は伝わったと思う』 と、笑っていた。
『気に病むことはない』 と 言ってくれたけど、私は 忘れることができない。

繊細な神経の持ち主だったら、もっと ましな言葉を、彼に 差し出せたのでは?
ほんとうの、知性と 思い遣りのある 大人なら、彼に 何と言ったのだろう?



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