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異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~
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2014年5月25日に頂戴した
ホマレさんからのメールに、カウンセラー講座の 先生の言葉が 記されていた。
>【カウンセラー】には、
>【client】の【気持ち】は【わからない】
>【わからないこと】を【わかる】ことが【大切】なのです。
ホマレさんが、その言葉を、
どのように解釈(咀嚼)されたのかが、メールには綴られていた。
その解釈に基づく
貴女の【決意】(挑み、提案)を 私は、
ありがたく思いつつ、
芽吹いたばかりの樹の芽や、
羽化したての蝉を見たときのように、
美しさだけでなく、微かな 不安定さも感じた。
【分からない】
…それが、
…デフォルト(初期設定・標準値)だと、私は思ってる。
異なる遺伝情報を持ち、異なる食生活で、異なる腸内フローラを持ち、
育ちも違うし、趣味も違うし、まとっている氣も違う。
自分のことも、案外 分からなかったりする。
そんな、
3次元+アルファ(天とか 氣とか 靈とか 魔とか)の 世界で、
自分以外の人のことが、そうそう 分かりますか?
分からない、が 基準だと 私は思う。
『分かってない』と、なじられても、
当たり前だよ。…としか、自分は 言えない。
分からない(ずれている、異なる)もの同士が、
時間を、苦楽を、共有したい…などと、つい うっかり 思って、
悪戦苦闘するところに、ドラマ(感動)が 生まれたりするのでは?
何が言いたいかというと、
3年分のメールへの一括返信(書き直し)ノートは、
「貴女と私が、いかに違うか」祭りの様相を呈し、とどまる所を知らない
という事態に なってしまいました。
誤字脱字が1つもない。(100通以上のメールの中に)
貴女のメールが、いかに尊いものか(心を砕いて書かれたものか)
それだけは、朴念仁の私にも、分かります。
だからって(だからこそ)
もう我慢しない(出来ない)
3年前の5月から、ズレが生じていたのに 私は、
芽吹いたばかり透き通った葉を 見守るように、貴女に遠慮していた。
(自分の闇を自覚していたから)
貴女の幹が丈夫になるのと、自分の闇が払われる未来を待っていた。
3年経って、双方、以前より強くなった?
私は、進歩したとは言えない。
(気だけは 強くなった?)
ホマレさんは、
氣を遣い過ぎて、脳も心も、限界ギリギリでは?
だって、貴女の2年前のメール…
『電話センターを辞める決意をされたのですね』
『大好きな ウさん・ぺさん と お別れするのは淋しいですね』って……
ウさん には、好意と感謝に たえないけど、…
ぺさん に関しては、苦手で挨拶もろくにできずじまいで、
悔しかったので、電脳空間(この ブログ)に 挨拶を書くことにした
と、説明していたはず。
ブログを作った
…イコール、時間をかけた
…イコール、好意?
…とは 限らないのです。
「仮眠室は どこですか?」と、夜勤の初日に聞けず、
埃だらけの ロッカールームで、
壊れた パイプ椅子(小さい!)を 並べた上で、
横になってはみたけれど、眠れず。(半分 怒り、半分 苦笑い)
それというのも 上司(ミさん)から、
『先輩パートさんたちの 仕事のペースを、乱さないように』
『時間帯責任者を務める社員の中でも、ぺさん達には、質問など しないように』
『50過ぎの男に期待してはいけない』と、言われていたから。
パートの諸先輩と、時間帯責任者の社員(1人)しかいない 夜間の業務中、
誰を犠牲にすべきか?
(自分では 処理しきれない問題が生じたとき、時間を拝借していい相手は?)
そう考えたとき、
(初日から、パートの先輩方を 犠牲にはできない)と、私は思った。
だから(尋ねざるを得ないことが起きたら)
初日は、時間帯責任者(社員の方)に 質問しようと思っていたのだが、
たまたま その晩の責任者は、
上司から、質問を禁じられた人物(ぺさん)で、…
(特別待遇?)
(辞められたくない 得難い人材だったのでしょう、……私などとは違って)
(ええ ええ、私は、いなくなっても 誰も困らない、安い歯車でした:ひがみ)
仮眠場所について 事前に何も聞いていなかった私は、
仮眠時間が巡ってきたとき、途方に暮れてしまったという訳。
後で知ったが、
ぺ氏は 50代どころか、私より若かった。
(上司に、一杯くわされた)
あまりに悔しいので、何か 良い思い出は ないかと考えたら、…
近くの席で仕事したとき、
ぺ氏の 珈琲の香りが、流れてきたことがあった。
私はもっぱら節約生活で、飲物は 水や麦茶(水筒)の類ばかりだった。
疲れていたとき、珈琲の香りを 思い切り吸い込めたのは、嬉しかった。
誰かに強制された訳ではなく、
あなたを打ち負かしたい訳でもない
手書きで手紙をしたためるには、
今、少し 気力が足らない
でも、黙って耐え続けるのも、
たまらなく苦しいし
2人の関わりが、
これ以上 こじれるのも防ぎたい
という訳で、決死の覚悟で
今、タブレット・パソコンに向かっている。
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瓢湖に行ったとき、
保護されている(まだ灰色がかった若い)白鳥を見た
吉川繁男さんが ご健在の頃だから、もう昔話だが、
その 手負いの白鳥の姿が、忘れられない
怪我をしているから 保護してきた とのことで、
軽トラの荷台から、事務所のような所に運ばれて来た。
ゲージから 頭を出していたが、
人が近寄ると、蛇のように(長い首を伏せ、床と並行に伸ばして)
「シャー」と いうような、怒りの声を発した。
喧嘩の時には、相手の首根っこに噛み付くし、
白鳥は、優雅なだけの生き物では なかった。
特に、怪我をしていて、
見たこともない 仲間の姿も見えない所に(独りで)連れて来られたら、
痛みと恐怖から、威嚇に出る(攻撃態勢をとる)のも 無理からぬこと。
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私の心には、
手負いの ホオジロザメ(?)もしくは、毒虫(?)が棲んでいる…?
ような気がする。
3月の演劇の台本を読んで、危険だとか怖いと思ったのは、
自分の中の暴力性が 刺激されたから。(理性を失いかけた)
私が1番(死ぬほど)困っているのは、その気性。
(大切に思う人からは、逃げたくなる)
(小学校の時の親友とは、数十年間、年賀状だけの付き合いになっている)
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ホマレさんには、2度 勘違いされている。
私が凶暴に振る舞った理由を、
・ホマレさんを、信頼していないからで、その上、
・文字(メール)だけの 遣り取りだったから、ズレが生じた、と
それは違います。
私は、貴女を(私の毒から)守りたくて必死だった。(気を張ってた)
手負いの鳥なら、
優しく介抱されるうちに 従順になるかもしれないけど、
じゃれて甘噛みしたつもりで、人間の腕を食い千切ってしまう鮫とか、
じゃれて甘噛みしただけだったのに、相手を毒で苦しめる蛇とか、
油断すると危険な生き物も、存在する。
悩んでいる人間に 力を貸せば、相手が必ず心を許す…とは限らない。
そのことについて、
専門家まで『相性』で 片づけがちだけど、本当に相性だけの問題?
少なくとも私は、
自分の毒を 制御する 余裕を 完全に失った「時」に、
あなたへの言葉に、毒が混じってしまった。
それは私の問題で、それこそが癒したい(改善したい)欠点で、
そのためにこそ、主治医も求めた。
それは、貴女を信頼していなかったからでは無く、
会って話せば、防げたことでも ないです。
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貴女のメールに、
返信が遅れたことを 詫びる言葉が多いのが、気になって仕方がなかった。
こちらは全然 気にしていないことで、たびたび謝罪される
そのことで、自分は だんだん苦しくなった。
私が 謝らせているのか?
どうしたら、そんなことで 謝らせずに済むのか?
しばしば 考えるようになった。
どこにも悪意は無いのに、
私は苦悩するようになった。
こんなことは、
強さと繊細さを 併せ持つ人にしか、打ち明けられない。
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★ 自分を律するにあたっては 強さを、
★ 他者の傷みに向き合うときには 繊細さを、発揮できるようになったとき、
その人は、心の専門家としての 一歩を踏み出せる。
というのが、私の考えだ。
・ 自分を守るに際して、神経過敏(繊細さを発揮)
・ 心身に負荷がかかっている他者に対しては、強さを見せる
(上から目線の『否定』や『説教』をして、仕事したつもりの得意顔になる)
そのような専門家が、珍しくないのは何故?
興味と 適性の ある人が、心理職を 目指す と 思うのだが、
いつの間に、反転する?
(私が出会った あまたの専門家の弱さについて、考えない訳にいかない)
何故、自分には 繊細で、クライアント(悩める者)には 強気に出られる?
(そのように、養成されるのか?)
(身内に甘く責任は負わず、保身の為なら病者を死に追いやっても仕方ない?)
(臨床心理士を目指した知人は、そのように教育された と 話してくれたが…)
★ 宗次郎 さんの オカリナ( 花のメルヘン)