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異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~
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昔、私の住むアパートは 大きな雑木林の陰になっていて、
いろんな意味で、守られていた。
大きな樹木は、
真夏の猛暑を防いでくれたし、
通行人に家の中を覗かせない「楯」にも なっていた。
ある朝、雨で濡れた軒下の土の上に
アルファベットの「M」のような図形が描かれていた。
近づいて見たら、ダンゴムシが列をなしていた。
何故?
よく見ると、ダンゴムシの下には 大きなミミズがいた。
雨で地上に出てきたミミズを、ダンゴムシの集団が餌食にしてたのだ。
ミミズという生き物を、 土の守り神のように思っていた私は、
まだ生きているミミズを むしゃむしゃ喰っている ダンゴムシどもを振り払い、
素焼きの皿に ミミズを乗せ(保護しようと意図して)、家の中に持ち帰った。
乾燥させないようにと、水をかけてみたけれど、
全身を齧られてて、
特に2箇所を、ほとんど喰われてしまっていて(千切れかけていた)
…手遅れだった。
後に残った生臭いミミズのにおいは、1日では消えなかった。
正義のつもりで遣ったことでも、誰のためにもなってない?!
けど、歪んだ結界のような所に 長くいた自分には、
そういう 子どものような(損得や効率を意識しない)時間が必要だった。
『努力するほど、幸福が遠のく』と 仄めかす人に、ずっと引き摺られて 苦しかった…
『取り柄がない奴は、酷く扱われて当然』というような空気の中にいるのも 嫌だった…
それは、
『加虐者をなだめる道具として、 生け贄となる人間が必要不可欠』などという欺瞞や、
『取り柄がない君は、生け贄(人柱)になるのが最善』みたいな詐欺に繋がる、
道に落ちてる硬貨のような言葉や、場を統率する人が発する見えない何か。
小銭を拾い集めているだけのつもりで、いつの間にか地獄への道を進んでいる…
そんな カラクリ、1人で解くのは難しい。
この地に住まう ミミズや クワガタや アゲハ蝶の子や、
オナガやコゲラが、私の師であり友だった。
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パーソナルコーチ(加藤好洋さん)の場で書いた(7月13日の)メモより
【火口付近に雨が降ると、地震が起こる】
【大雨や長雨で 地中に水が溜まると、地震が起きる】
…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
パートナーを見つけることが、
(個性的なキツツキや、地を這うダンゴムシに 難なくできることが)
ヒトにとっては難事業…と化した国があるとしたら、それは、
天に向かって心や身体を伸ばすことを、忘れた国かもしれない。
28日を1月としていた日本の暦は、
『13月もあると、給料を余分に払わなければならない』
『12月までしかない方が、節約できる』という 経済的な理由で、
明治時代に太陽暦に改められた。
だけど、
生き物のリズムは、旧暦の方が無理がない。
オカルトの悪影響を無害化するために、毎月 山に行けと言われて、
鳩ノ巣渓谷に、毎月末(30~31日に1度)行って済ませてた私は、
宇宙に愛されてたことの本質を理解していない、
罰当たりだったかも しれない。
(私の場合、28日単位の、「旧暦」の「月1」で動くべきだったと思う)
(気づくのが遅い)
(半年以上かかった)
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尻尾が千切れて、間の抜けた姿になっていたヤモリに触れて、
「可愛い」
「不格好でも ヤモリは可愛い」と、心底 思う奴がいるのだから、
大きく目立つ短所があっても、
この世にある生命体は、誰かに愛されている。
それ以前の私は、
長所が無い(価値のない)お前は虐げられて当然というような、
不誠実な態度をとる側の人間に、負けていた。
自然界の掟は「弱肉強食ではない!」 にもかかわらず、
拝金主義者が作る空気に まんまと流されて、
弱く劣る自分は愛されるはずが無いと思い込んで、
被害者ぶる加害者が転嫁する責任も 全部 背負い込み、半分 腐っていた。
(ヤモリが嫌いな人には、分からないかもしれないけど)
愛情とは無縁だと思っていた自分の中から、
「尾が欠けたヤモリ」を「愛おしく」感じる衝動が湧いて出たものだから、
ものすごく驚いた。