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異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~
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『今の痛みが消えたら何をしたいですか?』
「小石鯛!」
『……』
『ウソ吐き』
『マズローの5段階(三角)ビルの1番低い階すら制覇してないのに!?』
『少なくとも2階まで行って(安全欲求を満たして)からでは!?』
『恋したい なんて』
『……人の夢でしょ、それ』
『村山(さとし)さんの夢でしょ? 素敵な恋愛って』
『アナタ、村山さんの伝記を読んで 将棋会館のパートタイマーに応募したミーハーでしょ』
『村山さんみたいな、立派なプロ棋士なら 見てもいい夢だろうが……』
「確かに私は、王様が最前線に立たないゲーム(将棋)に興味がないのに、
村山さんと森信雄さんの師弟愛に痺れて、手合い係として働いた事がある。将棋会館の2階だったと思う、将棋ファンが集まる(プロ棋士は普段いない)広間の 受付と 掃除と 観葉植物のケアをさせて戴いた」
「憧れたのは師弟愛。だけど 村山さんは故人、森さんは西日本の人で 千駄ヶ谷の将棋会館に来ないのは分かりきっていた。ただもう 古代文明の遺構を訪れる 歴史愛好会のような気持ちで行ったところ、有難くも採って下さった」
「将棋が苦手なことが後ろめたくて、1年足らずで辞めてしまったけど、上司もパートの先輩方も穏やかで親切で、ミカンとか お洒落な手袋(軍手)を頂戴したこともあった」
「将棋の駒は美しいと思う、自分で彫ってみたこともある」
「苦手なものの中にも美点をみつけようとして結局は、掃除を頑張っただけで終わった」
「ミーハーって罪ですか?」
「脳と財布に 余裕がない奴は、鯉に憧れては イケマセンか?」
『……』
…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
パーソナルコーチ(加藤好洋さん)の講演(6月15日)のメモより
【言い訳をせず、嘘を吐かないことで、正直に話せる場ができる】
【常に最前線に身を置く】
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パートナーを見つけることが、
(個性的なキツツキや、地を這うダンゴムシに 難なくできることが)
ヒトにとっては難事業…と化した国があるとしたら、それは、
天に向かって心や身体を伸ばすことを、忘れた国かもしれない。
28日を1月としていた日本の暦は、
『13月もあると、給料を余分に払わなければならない』
『12月までしかない方が、節約できる』という 経済的な理由で、
明治時代に太陽暦に改められた。
だけど、
生き物のリズムは、旧暦の方が無理がない。
オカルトの悪影響を無害化するために、毎月 山に行けと言われて、
鳩ノ巣渓谷に、毎月末(30~31日に1度)行って済ませてた私は、
宇宙に愛されてたことの本質を理解していない、
罰当たりだったかも しれない。
(私の場合、28日単位の、「旧暦」の「月1」で動くべきだったと思う)
(気づくのが遅い)
(半年以上かかった)
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尻尾が千切れて、間の抜けた姿になっていたヤモリに触れて、
「可愛い」
「不格好でも ヤモリは可愛い」と、心底 思う奴がいるのだから、
大きく目立つ短所があっても、
この世にある生命体は、誰かに愛されている。
それ以前の私は、
長所が無い(価値のない)お前は虐げられて当然というような、
不誠実な態度をとる側の人間に、負けていた。
自然界の掟は「弱肉強食ではない!」 にもかかわらず、
拝金主義者が作る空気に まんまと流されて、
弱く劣る自分は愛されるはずが無いと思い込んで、
被害者ぶる加害者が転嫁する責任も 全部 背負い込み、半分 腐っていた。
(ヤモリが嫌いな人には、分からないかもしれないけど)
愛情とは無縁だと思っていた自分の中から、
「尾が欠けたヤモリ」を「愛おしく」感じる衝動が湧いて出たものだから、
ものすごく驚いた。