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ナミダカラ・ホシダカラ

異榻同夢(いとうどうむ)の友よ / 2015年4月11日~

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元気なのを選んだにもかかわらず

本日、某 スーパー・マーケットで購入した菊
 

先週の木曜日(5月14日)の夜にも、
よく似た白い菊を買い、仏壇に供えて置いたのだが、
1週間もたなかった。
(いつもだと、10日~4週間くらいはもつ)

昨夜の時点で、2輪の花が残っていたが、
今朝 見たら、こんな姿に‥‥ 
 ※

5月15日に、身内が手術を受けることになっていた。
そのことがあったので 前日の5月14日に、
先祖を祀っている仏壇の花を、新しい活きの良いものに替えたのだ ‥‥

「大変なトラブルを乗り越えたときは、
 守護してくださった ご先祖様に、労いと感謝を捧げよう」

‥‥というような、
深作瑞さんの言葉が 脳裡に焼き付いていたので、

身内の手術の無事を願い、
先週 仏壇の花を新しくしたのだが、こんなに早く枯れるとは。
(手術は 幸い 無事に済んだ)

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「氣」とは いったい?
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 
損保代理人だったときの 先輩のSさんが
5月14日に 亡くなり、
無言の帰郷をされていた ということを、
私は 昨日(5月19日)まで 知らなかった。

親切な先輩には、
ご飯を3回 ご馳走になった。

借りを作りたくなかった私は、
余裕がない中(乾いた雑巾を絞るように)奮闘し、

いただきものの高級鯖缶を持参したり、
クジ付き葉書を送ったり、
知る人ぞ知る情報(業界の組合新聞)を送ったり‥‥していた。

可愛げのない後輩だった
ような気がする。

先輩、
ご厚情を賜り、ありがとうございました。
何の ご恩返しもできず、申し訳ございませんでした。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

    
湯呑みに挿している この花は、
先週 買った菊の一部で、
昨日までは キッチンに置いていたのだけれど、

今朝、
本体(仏壇の菊)が完全に枯れてしまったので、
新しい花が用意できるまで、仏前に供えていた。
 

※ それにしても ‥‥枯れた花を撮影したとき、
花瓶がわりに使っている ペットボトルの中に写り込んだ、
白いモノは いったい 何でしょう?

反射した光 だとしたら、
この記事の1番上の写真のような、
角ばった形になる‥‥と思うのですが。
 








 


  







 


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4月の 鳩ノ巣渓谷( photo by PHS)

  滝の近くで見た花
    
 
  双竜の滝 
  
  
  水神の滝
  
  
  渓流と岩 
向こう岸の 岩の 黒い線(トカゲのような模様)は、
水が流れた跡のようでした。
近づくことができず、あくまでも想像です。
  
 
  鳩ノ巣小橋(吊り橋)を見上げて
 
 
  鳩ノ巣小橋のたもとから見た上流
 
 
  滝の近くの花
吊り橋のたもとにも、
同じような花が咲いていました。 
 
 
 
 
 

予期せぬ別離



レンゲ草のような
薄紅色と白の混じった花色の菊
去年、気に入って連れて帰った。

1本2百円くらいで売られていた 切り花だった。
新芽が出て、2本の苗木が育った。

そのうちの1本は、
以前 同じアパートに住んでいた知人に譲った。

別の苗木2本と共に、彼女の家に持参して、
寄せ植えにして置いてきた。

後日、
「大切な人の誕生日に咲いた」と、
「それぞれ色が違って、きれいだった」と、よろこばれた。

それ以前は、
我が家で(切り花から)菊の新芽や根が出るのは、
ほとんど‥‥私の予想を超えたこと(半分は災難)だった。

ただ、
花の命を出来るだけ延ばしたくて、水を腐らせないように気を付けて、
葉っぱの水没を避けて、水質の向上につとめていたら、

根や新芽が出てきたので、捨てるにしのびなく
(行きがかり上、仕方なく)土や水を遣り、苗木にしてきた。


だけど、
レンゲに似た花色の、その菊だけは、
とても気に入ってしまった。

この菊だけは1本 手元に残して、
ずっと見ていたい‥‥などと思っていた。

私には、
自由に使える庭や、畑や、ベランダなど ないというのに。

窓辺に置けるのは、
せいぜい林檎くらいの 小さな植木鉢だけなのに。
(菊を咲かせるには 狭すぎる)

‥‥‥
冬の間は、
その菊の苗は、平べったいロゼット状だった。

立春の少し前から、どんどん背が伸びて、最近では7~8センチくらいになり、
陽当りの良くない北向きの窓辺でも、葉っぱに勢いがあってきれいに育っていた。

‥‥‥
小雨混じりの風が吹いていた 土曜日の夜、
私がしたことは、
あまりにも 唐突だった。

家の前で、
自転車の手入れをしていた誠実そうな人に、
声をかけて、
その可愛い菊を 託したのだった。
 
手元に置き続ければ、
窮屈な思いをさせることは 明らかだったが、‥‥‥
 
さびしいと思う間もなく、あっという間の出来事だった。
(しでかしたのは私なのだが、菊に動かされたような気が しないでもない)


後には(早急に 手当てを要するものとして)
ミネラルウォーターの ボトルの中で、
5センチ以上の根を 何本も伸ばしている菊が、
4本 控えていた。
  
新芽と根が、
ロケット・ペンシルみたいに 混在(密集)していた為、
なるべく多く生かしたいと 切り分けたら、

緑の部分が、
小指の爪~1円玉くらいの 極小サイズになってしまった。
 
それでも、
冬の間も 根を伸ばして、頑張って生きていた。
(だがしかし、水だけで生きるのは、葉っぱが小さすぎて もう限界みたいだった)

その 4本の菊を、
昨日ようやく、土製のポットに植えた。
(肥料なしの土を選んで:腐葉土と赤土と水だけを入れて)